ネイティブのようにはならない
もしあなたが成人になって英語を始め、いつかはネイティブのように、と夢を描いているのであればその夢忘れてください。
- 殆どの人が、ネイティブのようだと形容する場合、しゃべり方・発音・イントネーションをさしていうことが多いようです。特にアメリカ英語のね。
- 成人になって始めた場合、いくら頑張ってもいわゆるあなたのいう「ネイティブのような発音」にはなかなかなりません。基本的な母音の発音の違いを身につけるのはかなり難しく、またそこに固執する意味を私は見いだせません。
- 時々見かけるのが、中級レベルの人で異常に舌を巻いてねちねちとした発音になってしまっている人がいます。外人からも日本人からも嫌われます。ネイティブみたいになりたいんだろーなと思います。
- 例外は10代を現地で過ごしてきた人たちです。この人たちにとってはその発音が当たり前のように身に付いていますので、いわゆるネイティブのように聞こえます。少なくともスピーキングだけはそうです。
- うちの会社の提携先の日本の企業の管理職の年配の方がいます。穏やかな方で発音はもろ日本語なのですが、話される内容とそのロジックは外人も舌を巻く切れがあります。欧米人はNon-nativeの発音とかには意外と無頓着で、むしろ「なに」をいうかということの方が大事です。
- 上述した英語のロジックについては時間はかかりますが、少しずつ理解することができるようになります。むしろこれを持ってネイティブの指標としたらどうでしょうか?